SONY α7 III 購入レビュー 初発の感想 レンズ着脱固くない?

最近のカメラ界隈の話題を独占するほどエポックメイキングなミラーレス一眼、ソニーのα7IIIを発売日(2018年3月23日)にGETしてきました。発売が発表された日からワクワクしてこの日を指折り数えて待っておりました。

私はこれまでキヤノンの一眼レフのみ所有していましたが、初のソニー機となります。

とりあえず最初の開封からセットアップに手間取って、撮影できたのはほんの十数枚ですが、現時点で気付いたことなど含め、初発の感想として簡単に最速レビューを掲載しておきます。

開封の儀

説明書、保証書、カメラボディ本体、充電ケーブル&アダプタ、充電池、首提げ用ストラップといたってシンプルな内容物。バッテリーチャージャー(充電器)が付属してないのが地味に不便。別途で買うとすごく高いし、これは付属してほしかったですね。

まず充電

さっそく電池を本体に入れますが、ここでいきなりキヤノンとの違いで違和感。充電池はカマボコのような形状なのですが、これの丸みを帯びているほうがキヤノン機では外側に来ますが、α7IIIでは内側に来ます。電池を差し込むときに無意識に丸み側を外にして入れようとして入らないので焦りました。

また、USBケーブルは本体側面のフタを開けて挿入するのですが、ここら辺の作りがチャチい。ちょっと貧弱かつ、フタが開く方向や角度に不満があります。普通に開いた状態では、そのフタがつっかえて、ボディ本体を立てて置けません。あと防塵防滴は大丈夫かな?っていう。

またUSBケーブルも「確実に刺さった感」がなく、なんとも頼りないです。一応充電中を示すLEDが点灯するのでそれで刺さったことが確認できますが…。

レンズの着脱が異常に固い!

事前に購入しておいたFE 24-105 F4 G OSSを装着してみます。

まず白い印を合わせてマウント部に当てて、そこから回転。すると、最後の1cmくらいが異常に固い。かなり力を入れて回さないと回らない。「アレッ、斜めに挿入しちゃったのかな?」と思うくらいに硬い。しかも回しきった後の「カチン」の感触も弱い。

これまでキヤノン機は何台も使ってきましたが、キヤノン機ではいずれもスルッと軽い力で回って最後「カチン」と気持ちよく固定される状態になってました。なので、今回のα7IIIのこの固さには不安になります。

これがEマウントの仕様なのか、それともボディ個体のハズレ(不具合)なのか、あるいはレンズ個体のハズレなのか。ソニー機のボディもレンズもそれぞれ今回購入したこの1つずつしか持っていないので、調べようがありません。

逆にレンズを外すときも当然硬いです。ボタンを押す感触も硬くてイマイチ。

そういえばレンズのリアキャップやボディキャップを外すときも固いなと感じました。いずれもキヤノン機では一度も感じたことのない固さです。

フードは普通

フードはまあ普通に着脱できました。でも、このクラスのレンズでいまどきロックボタンが無いのはちょっとショボいかなと思います。

撮影してみる

今まで使っていたキヤノンの6D2と比べて一回り~二回りくらいボディが小さいため、ホールドは若干しづらい印象があります。また、ボディに対してレンズが巨大で重いため、バランスもイマイチです。

あと撮影フィーリング。これはまあ慣れの問題もあるしそもそもソニー一眼が初なので単純に比較はできないのですが、やはりキヤノン機と比べるとまだまだ馴染めていません。

個人的には次のように感じます。

  • シャッターボタンの位置 → もうちょっと前かつ斜めについていてほしい。
  • 前ダイヤルの位置 → シャッターボタンからの指の移動距離が長い。キヤノン機と同じバランスのほうが使いやすいかも。
  • AF-ONボタンの位置 → あと5mm~10mmくらい右側に来たほうが親指が自然に置けると思うのですが。
  • menuボタンの位置 → 隣のC3ボタンと入れ替えた配置にするべき。設定などするときにmenuボタンは「戻る」の役割も果たして多用するので、C3ボタンの位置でないと使いづらい。いちいち指を伸ばさないと押せない。

何枚か撮影してみてすぐに気付いたのはこんなところでしょうか。やはりハードウェア的な部分の作りこみ・堅牢性・使い勝手などは歴史のあるキヤノンに一日の長がありそうです。スペック的にはα7IIIはモンスターマシンなのですが、スペックや数字として現れにくいところにキヤノンの強みはまだまだありそうです。

シャッター音はまあまあ大きめ

ミラーレスということでシャッター音は小さいのかと思いましたが、わりと大きい音量です。もちろんミラーあり機のようなパコパコ音ではありませんが、シュタッ、シュタッと独特の音が鳴ります。

EVFは60点くらいか

だいぶ進化しているEVFですが、やはりまだまだOVFを超えてはいないようです。

α7IIIのEVFはスペックからも分かるとおり、やはり解像度がちょっと粗いですね。パッと見て気になるくらいには粗いです。あと色味というかホワイトバランスというか、色合いに違和感がありますね。撮影した画像を背面液晶で見る分には違和感のない色と精細感がありますが、EVFで見るとイマイチです。なんだか目で見るよりも赤っぽいんです。

ストラップがショボい

これがまたびっくりしたのですが、付属のストラップがショボい作りです。薄くてペラッペラなのです。まあ小ぶりなボディに合わせたとも言えますが、レンズは結局こだわると重量級なので、このペラペラなストラップではちょっと頼りないですね。薄いし幅も細いし。

幅は32mmくらいです。ちなみに6D2付属のストラップは幅38mmくらい。この6mmの差はけっこうデカいです。厚みも違うし。

もうちょっと小さく軽くして!

キヤノンのフルサイズ一眼と比べると確実に小さくて軽いのですが、初代α7と比べるとかなり肥大化しているα7 III。ここはやはりミラーレスとして、これ以上の肥大化はやめて欲しいところです。

また、ソニー純正のレンズは、口径の小さいEマウントなのにレンズの全長や重さはキヤノンのEFマウントの巨大レンズたちとさほど変わらず。これはちょっとアレですね。

ソニーはレンズの小型化・軽量化にも本気を見せて欲しいです。だってそれこそウォークマン以来のソニーの伝統芸でしょう?

総評:モノとしての作りはまだまだ進化の途中

先述したように、スペックに現れづらい部分、ハードウェアとしての作りこみ・モノとしての質感はまだまだキヤノン機の域には達していないようです。やはりキヤノンも伊達に何十年も世界中に一眼レフカメラを供給してきたわけではないですね。キヤノン機はあらゆる細かい部分がよく考えられているなと改めて感じました。

個人的にはキヤノンお得意の「機能の出し惜しみ」と「無駄に多いセグメント分け」が嫌いで、今回スペック上では「ベーシック機なのに最新機能全部盛り」で出してきたソニーα7IIIに期待の意味も込めて購入した次第です。

しかし今回の記事で書いたように、パッと触った感じの「モノ」としての出来は全体的に(ボディとレンズ合わせて約40万円もする割には)ややチャチいし使い勝手も悪そうだな、というのが正直なところです。ボタンの配置など修正すべきところがたくさんあります。でもソニー機やミラーレス機に慣れていないが故の感じ方もあるでしょうから、今後使い慣れてきたときにどう感じるかが楽しみです。

これから実際にたくさん撮影してみての感触だとか、撮影された写真についての感想レビューはまた後日に記事としてアップしようと思います。特に瞳AFの威力に期待しています。

初発の駆け足レビューは以上です。

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