ブラッシュアップライフは稲中が元ネタかな?

暇つぶし・面白系

お笑い芸人・バカリズムが脚本を書いたという日テレのドラマ『ブラッシュアップライフ』。これ、すごく面白いですね。女性同士特有の上っ面の会話の多用とか、あらゆるものを小馬鹿にしている感じで、バカリズムさんがコントやトークで展開している世界観そのもののドラマです。むちゃくちゃ面白い。

ネタバレを防ぐためにあまり詳しくは書きませんが、主人公が「案内所」で提示される「次の生まれ変わり先」が、微妙~な生き物ばかり。人間ですらない。これを見てすぐにピン!と来ました。なんか既視感があるぞ。ああ、これは『行け!稲中卓球部』のネタを下敷きにしているな、と。

伝説のギャグマンガ『稲中』のコミックス最終巻(13巻)に、主人公・前野が生まれ変わり選択ルーレットで「腸炎ビブリオ」を引き当ててしまう場面があります。

そのルーレットは他にもロクでもない選択肢がわりと多かったので、『ブラッシュアップライフ』との共通点を感じます。『ブラッシュアップライフ』の第七話で主人公・麻美が顕微鏡を覗きながら細菌を見て生まれ変わりについて考えている場面を見て、確信しました。これはもう完全に間違いなく稲中が元ネタだな、と。腸炎ビブリオのアレから着想してるね、と。

バカリズムさんは1975年生まれとのことなので、世代的には稲中ドンピシャ。だから、ほぼ間違いないかと思われます。生まれ変わるという設定自体は昔から世界中でこすられ倒してますが、生まれ変わり先が人間ではないどころか、(ビミョーな)動物とか細菌とか。これはもう間違いなく『ブラッシュアップライフ』は『稲中』を下敷きにしていると言っていいでしょう。

また、要所要所に挟まれる歌(ちょっと古めのヒット曲)がまた内容にピッタリ。というか、この曲を使いたい!というのが先にあってストーリーを後から肉付けしたのかな?という気もします。

とにかく面白いので、ぜひ見てみてほしいですね。若い人よりも中年(バカリズムさん世代の前後10年くらい)に刺さる内容かと思います。TVerおよびhuluで見れます。

ブラッシュアップライフ

コメント

タイトルとURLをコピーしました