最近、Windows7上のChromeでページ遷移がとてつもなく遅くなってしまいました。
リンクをクリックしてもなかなか移動せず、画面左下に「ホストを解決しています」と表示されたまま数秒~数十秒も待たされる。
サイトによって遅かったり遅くなかったり。
同じサイトでも遅くなる時とそうでない時があったり。
Firefoxでも遅くなるときがあったり。
再現性がよく分からず困っておりました。
さらにChromeのページキャッシュを削除してもダメ。ルータを再起動してもダメ。
そこで「ホストを解決しています 遅い」で検索したところ、以下に掲載されていた情報で解決しました! 一言で言うと、「DNSキャッシュ」に問題が発生していたのが原因でした。
【参考】Google Chromeにて「ホストを解決しています」という画面が表示され、インターネットアクセスが不可及び著しく低下する症状に関するまとめ – ネットセキュリティブログ
【参考】Google Chrome 「遅くなった」「ホスト名解決が遅い」「ページが表示できない」場合の対応 | 某氏の猫空
解決法 早見表
解決方法を簡潔にまとめると、以下の通りです。
WindowのDNSキャッシュクリア
- 「Windowsキー」+「Rキー」同時押し → cmd と入力してエンターキー
- ipconfig /flushdns ←をコピペしてエンターキー
※cmd.exeの黒い画面では「Ctrl+V」が効かないので、マウス右クリックで「貼り付け」してください。
Chromeのキャッシュクリア
- Chromeのアドレスバーにて chrome://net-internals/#dns をコピペ&エンター
- 「Clear Host Cache」というボタンを押す
以上です。
たったこれだけの手順で問題が解決しました!
キャッシュをクリアした後は念のためWindowsを再起動すると良いでしょう。
Windows7以外のWindowsシリーズでも全て同じ手順で解決できるはずです。
上記でも解決しない場合
アドオンを疑う
まず試してみるべきは、Chromeのアドオンを全て無効にしてみることです。
もしそれで改善されるようであればアドオンのどれかに問題があるということになりますので、一つずつ有効にしていって確認してください。
ウイルス対策ソフトを疑う
次に試すべきは、ウイルス対策ソフトの設定です。
ウイルス対策ソフトを一時的に無効にしてみて問題が解決するようであれば、これが原因です。
他のブラウザやPC・スマホで接続してみる
その他の手段としては、
- 他のブラウザ(Firefox等)で試してみる
- 他のパソコン(のChrome)で試してみる
- スマホなどで(wifiで)試してみる
1で問題が解決するようであれば、Chromeの使用を諦めてとりあえず他のブラウザを使うのも手です。
2で問題が解決するのであれば、最初のパソコン自体に何か問題がある可能性があります。
3で問題が解決する場合も同じくパソコン自体に問題がある可能性があります。
逆にこれらでも問題が解決しない(SSL接続が遅い)のであれば、ネットワーク側(ルーターなど)も疑う必要が出てきます。
その場合は
- ルーターを再起動してみる
- ルーターのファームウェアをアップデートしてみる
- ルーターとパソコンを有線LANで直接つないでみる
- 別のルータを試してみる
- プロバイダを変えてみる(オススメ!)
などをお試しください。
何をやってもダメな場合!!
私は上記の方法を含め、何をどうやってもダメで手詰まりになったことがありました。
そんなとき、ふと思いついて無線LAN子機を変えてみたら・・・なんと治りました!
原因はいまだによくわかりませんが、WI-U3-866DからWI-U2-433DHPに変えたら「ホストを解決しています」現象が発生しなくなりました。意外すぎる結果ですね。
つまり目に見えるブラウザではなくてもっと下層のネットワーク部分やハードウェア部分で何か問題があったんですね。無線LAN子機は安いものなら1,000円前後でも売ってますので、何をやっても問題が解決しない場合は試しに交換してみるといいですよ。
ノートパソコンで無線LAN機能が内蔵されている場合でも、それを設定でOFFにしてUSB外付けの無線LAN子機を使ってみることが可能です。
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