以前の記事で、「電力自由化後のプランから旧来の従量電灯Bプランに戻して電気代を削減しよう」という旨を書きました。
しかし私は今日、実際に電話でプラン変更の手続きをしてみて、そのあまりのひどさ・煩雑さに驚いたのでここに記録しておきます。
まず電話番号の罠に注意
電力会社からすれば、契約を従量電灯プランに変更されてしまうと単純に利益が減るわけで、変更方法はなるべく隠したいという動機が働くのは自然なことでしょう。東電の場合もやはりそうで、TepcoWebから手続きを進めていこうとすると、
規制料金プラン(従量電灯等)をご希望される方はお電話にて承ります。
TEPCO電気プラン変更申込み画面からの引用
℡ 0120-995-001(受付時間:9時~17時(日曜・休・祝日除く))
との記載。
ネットでは変更させないぞ、と。電話しろよ、と。
まずここが第一のハードル。
しかしここに書いてある電話番号は罠。ここに電話をかけてもなかなかつながらず、やっとつながったかと思うと、「従量電灯担当の窓口は別だからそちらに再度かけ直してくれ」と言われる。無駄に時間を使わせてプラン変更を諦めさせようとする小賢しい作戦です。某通信会社を思い出しますね。
最初から以下の番号にかけよう!
従量電灯に変更するための窓口の電話番号は 0120-995-113 です。従量電灯Bプランに変更したい方は最初からこの番号に電話すればOKです。
電話がつながると番号ガイダンスを選ばされるので、 2 → 4 → 1 とプッシュしてください。
2を押す= オペレータにつなぐ
4を押す= 各種変更など
1を押す= プラン変更
AIアシスタントで笑わせに来る
普通ならここで人間のオペレータとつながるはずですが、なんといきなりAIアシスタント(機械音声)が質問してきます。
音声でAIと会話。空虚で滑稽な問答を何度も繰り返して、やっと人間オペレータにつなぐとの案内。内容はハッキリ言って無意味で無駄な問答。やる意味ないですよ、あれ。個人的にはこれも時間稼ぎの嫌がらせだな、としか解釈できませんでした。ここでもやはり無駄な時間をかけて脱落させようとする嫌らしい意図を感じました。
AIとの戦いを切り抜けて「担当者につなぎます」との案内があった以降も、当然待たされる。
5分ほど待って、やっと人間のオペレータにつながる。そこで用件を伝えて、ようやくプラン変更の手続きが進んでいきます。人間の担当者とつながった後は特に引き留めや説得などの抵抗もなく、事務的に淡々と話が進みました。
なお、ネットで調べた限り、次回検針日から6営業日以上前に申し込まないと変更適用が間に合わずにさらにその次の検針日からの適用となってしまうようです。なので、毎月数千円レベルの電気料金節約をしたい方は、今すぐ、お早めに電話して下さい。
以下番号に電話して最速で電気料金を削減しよう
繰り返しになりますが、従量電灯に変更するための窓口電話番号は 0120-995-113 です(東京電力の場合)。従量電灯Bプランに変更したい方は最初からこの番号に電話すると時短で快適です。
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