まとめサイトでこんな記事を読みました。
僕「プログラマーです」女「じゃあパソコン詳しーんだ」僕「いいえ」女「えーなんでー??」 : 稲妻速報
これを読んでいて「あるある」と思ったレスがいくつかありました。
「PCの知識とプログラミングの知識は別物」というレスがあったのですが、これは本当にそうですね。
私の友人で某巨大SIerに勤めていて、Javaで銀行のシステム開発なんかをやっている人がいます。私は大企業というものに勤めたことがないので想像でしかないのですが、巨大SIerで働いてるSEやプログラマは、さぞかしすごい知識とスキルを持っていて、豪華な開発環境でやっているんだろうな~くらいに思っていました。
ところがその友人に聞くところによると、
- パソコンのことあまり詳しくない
- 会社の開発用パソコンが激遅。出社後、起動を待つ間にコーヒー淹れて飲んでる。
- それでも、みんな特に不満が噴出したりはしてない
- SSD? 何それ? 美味しいの?
- 自宅でパソコンとかほとんど触らない。嫁のネットサーフィン専用と化してる。
・・・愕然としました。
SSDを使っていないどころか、その存在すら知らず。
古い激遅パソコンで(おそらくメモリも少ない)、せっせと重いJavaで開発をしているのかと思うと・・・。
超有名な巨大SIerですら、これか。
大企業の生産性の低さの一端を垣間見た気がしました。
お前らの人件費一人月分だけで、SSDが何台買えると思ってんだ!?
それで結果的にコスト節約でどれだけ利益が増えると思ってんだ!?
無駄な待ち時間や操作ストレスからも解放されて、どんだけ生産性上がるか分からないのかぁ~!!!!
・・・と暗い気持ちになりました。
しかしその友人に爆速SSDの利点など説明しても、「ふ~ん」くらいで全然興味がなさそうです。
マシンの起動に5分以上かかるとか、あまり不満に思っていないようです。
おそらくEclipseなんて亀の歩みのようにノロい状態で使ってるだろうに・・・。不満に感じていないのはある意味で幸せなのかも!?
良くも悪くもノホホンとしています。
ちなみにその友人はとても優秀な人なので、個人的にはなんとももどかしい気持ちになります。
こんな環境で、こんな意識の人たちがやっている銀行のシステム開発。
それで良しとしている銀行の姿勢。SIerの姿勢。
いつまで経っても15時で当日振込みが締め切られたり、クソみたいに使い勝手が悪かったり。
ああ、そういうことかぁ、と思った次第です。
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