2022年 マイナカードを使って確定申告&e-Taxを初めてやってみた感想

ネット&デジタル

最初に結論から書きますと、超絶複雑&面倒くさい!!!

こう言わざるを得ません。私なんかはまだITやネット系に明るいほうですが、そんな私ですら複雑でよく分からないしいろいろ面倒くさいなと思ってしまう仕組みです。ましてやこういうのが苦手な人は、まったく理解不能で各種のエラーなどで心が折れることでしょう。

【参考】iPhoneとマイナンバーカードで確定申告した。マイナポータル連携が便利(難しい) – Impress Watch

上記のインプレス様の解説ページのおかげでなんとかなりましたが、これがなければ徒手空拳で、自分で全て調べるなんてやってられません。従来通り、確定申告作成コーナーで申告書を作成してあとは物理的に印刷して郵送したほうが楽チンですよ。

暗証番号入力&スマホでカードにタッチ…を無限にやらされる

マイナカードから情報を読み取って各種情報が入力されるのはたしかに便利なのですが、そのための準備がまず大変。そして準備が終わって実際に使う際にも、ワンアクションごとにスマホで暗証番号を入力してNFCでカード情報を読み取って…という作業を要求される。

今回、確定申告のための準備だけで何十回もこの作業をやらされてます。役人が作るITシステムは毎回どうしようもないほど非効率ですね…。まあ、こんなに面倒くさい作業をさせられるのは初回だけで、次回からはもっと楽になる…と信じたいですが…。

確定申告書作成コーナーにて

さて、とりあえず確定申告前の準備作業として、マイナポータルの利用登録やらふるさとチョイスやら住宅ローン関連やらの連携作業がやっと終わりました。これから確定申告作業をやってみます。

確定申告書作成コーナーでマイナポータルと連携して、必要な情報を取得…と思ったのですが、医療費情報とふるさとチョイスの情報しか取得できていない。住宅金融支援機構(フラット35)もe-私書箱に連携完了してあるのに、なぜ取得されないの…?と思って、あらためてe-私書箱にアクセス(スマホからじゃないとダメ)してみたところ、どうも「控除証明書発行依頼」という画面で「依頼するボタン」を手動で押さないといけないみたい。

いやー、バカみたいな仕組みですねぇ。こんなもんわざわざ手動で押させずに最初から自動でやってほしいものです。だってこれ(マイナポータルやe-私書箱)を使ってる時点で電子控除証明書が必要に決まっているんですから。理解不能な仕様です。

で、上記の画面で「依頼する」ボタンを押したものの、「受け付けました」みたいなメッセージも何も表示されない。いつまでに発行されるのかも提示されない。本当に受付されてるのかどうかもわからず、不安。このままでは確定申告書作成コーナーで作業を進められないので控除証明書が発行されるまで待つしかないわけですが、いつまで待てばいいのか? 数分なのか、数時間なのか、数日なのか? せめてそれくらい書いておいて欲しいですね。つくづくこの複雑怪奇な仕様を考えた人たちを呪いたくなります。

しばらく何時間か待ってみたところ、e-私書箱のお知らせ欄にて「控除証明書の発行まで2営業日かかる」旨が表示されてました。本当にめまいがしそうです。いったいどうして、何に、2営業日もかかるのでしょう? まさか裏側で人間が手動で事務処理してるんスか?(仮にそうだとしても遅すぎるし) こんなもん自動かつ一瞬でやってよ、と。手動で発行依頼ボタンを押して、さらにそれから2営業日後まで待つ…とか、誰がこのクソアホ仕様を設計したんですかね? 脳みそが昭和で止まってるんスか? いま令和っスよ、官僚さん?

というわけで、私の確定申告作業は2日後までストップです。まあローン控除の数値だけ確定申告書作成コーナーにて手動で入力すればいいのですが、どうせなら連携できるものは全て連携させてみたいので。

「あ! 確定申告を忘れてた! 期限が今日・明日じゃん! でもマイナカードとe-Taxがあれば自宅にいながら即日申告できるから大丈夫!!」と思っているあなた、上記の通り無理です。余裕をもって、期限よりも1~2週間は早く作業開始されることをオススメします。いろいろ謎の待ちが発生します。

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