RX100の動画撮影で意外とハマりがちなポイント

カメラ

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まだまだ売れ続けているソニーのハイエンド・コンデジ、RX100。

なんと今日現在、kakaku.comで売上ランキング1位になってました。すでにM3まで発売されているのに、2年前の初代モデルが1位というのは凄いですね。価格がこなれてきたのが最大の原因でしょう。

コンパクトで驚異的な性能を誇るRX100ですが、使っていて意外とハマる部分・気が付きにくい部分があります。私も毎日使っているのに、最近になってやっと気づいた2つのポイントについて今回はご紹介したいと思います。

動画撮影で絞りなどをいじる場合の注意点

RX100の動画撮影で絞りやシャッタースピードを任意に調整したい場合は、モードダイヤルを「動画モード」にする必要があります。

私はこのことにしばらく気が付かず、「A(絞り優先)モード)」の状態でMOVIEボタンを押して撮影したときに、背面ダイヤルをいくら回しても絞り値が変化しないので「おかしいな?」と思っていました。

そこで公式のユーザーガイドで調べたところ、前述の通り、モードダイヤルの選び方の問題であることが分かりました。

シャッタースピードや絞りを希望の値に設定したいときは、モードダイヤルを(動画)にします。
DSC-RX100 | 動画を撮る | サイバーショットユーザーガイド | ソニー

MOVIEボタンはいつでもすぐに動画を撮影できるので便利ですが、設定がオートのみになってしまうということを覚えておきましょう。

またまた分かりにくい落とし穴

ちなみにモードダイヤルを「動画モード」に回したときに液晶に表示される説明画面(?)には、「P/A/S/Mモードから選べます」みたいな表示が出てきます。「P/A/S/M」というのはもちろん、「プログラム・絞り優先・シャッター速度優先・マニュアル」の意味です。

「えっ、せっかくダイヤルを動画モードにしたのに、また他のモードにダイヤルを回したら動画モードではなくっちゃうじゃん!?」

と最初は意味が分かりませんでした。

しかしその説明画面が表示されている状態で背面ダイヤル中央の「●」ボタンを押すと、動画モード用の「P/A/S/M」を選択する画面が表示されることに後から気が付きました。私はいつもモード説明画面を「シャッターボタンを押すこと」によって消していたので、この仕様には最近まで気が付きませんでした。

これはちょっと不親切というか分かりにくい設計ですね。これだとダイヤルを動画モードに回したときにしか「P/A/S/M」を選択できないし、後で違うモードに切り替えたいときでもいったんモードダイヤルを他に動かして再度動画モードに回し直す必要があります。いちいちやるのは面倒ですね。

手ブレ補正ONは画角が狭くなる

動画を撮るとき、静止画撮影よりもかなり画角(撮影できる範囲)が狭くなるのがとても気になっていました。そしたら、以下のような記事を発見。

3:2の静止画では(中略)28~100mm/F1.8-4.9(中略)。
16:9の動画撮影時は、手ぶれ補正なしとスタンダードでは29~105mm
アクティブ手ぶれ補正では、電子手ぶれ補正も併用するため、33~120mm
【小寺信良の週刊 Electric Zooma!】第572回:ソニーのハイエンド・コンデジ「DSC-RX100」 -AV Watch

私は今まで何も考えずに動画の手ブレ補正を「アクティブ」に設定していました。ところが、このように画角が狭くなるという副作用があったんですね。狭い室内での撮影など、少しでも広角寄りにして撮りたいときなどには致命的です。

手ブレ補正をオフにする利点

そもそも外を歩き回るような撮影とは違い、室内では撮影者はあまり動かないことも多いです。つまり強力な手ブレ補正は必要ないはず。この場合、手ブレ補正は「スタンダード」か「なし」にして、少しでも画角を稼ぐという考え方もアリかと思います。

公式のユーザーガイドと説明書

RX100は直感的で使いやすいカメラ。ついつい説明書なども読まずに使ってしまいがちです。しかし、それで上記のように意外な点に気づかずにいたり、使えるはずの機能を見落としたりもありえます。

たまには説明書を読んでみると新たな発見があるかもしれませんね。

【参考リンク】RX100 取扱説明書ダウンロード | ソニー
【参考リンク】DSC-RX100 | サイバーショットユーザーガイド | ソニー

コメント

  1. […] 先日、RX100の動画撮影時にハマりがちなポイントについての記事を書きました。 今日はまた別の発見というか気がついた点がありましたのでお伝えします、 […]

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