Tamron70-180F2.8とα6400で撮影したらダメダメだった

以前書きましたSEL100400GMで撮影して感動した話。

同じ環境(幼稚園の体育館)でまた撮影の機会がありましたので、今度は違う機材で撮ってみようと思いました。

今回用意したのはα6400とタムロン70-180mm F/2.8 Di III VXD (Model A056)の組み合わせ。SEL100400GMは感動するほどの高画質と引き換えに、恥ずかしいほどの重さとデカさ。そこで今回は徹底的な軽量化・コンパクト化を狙ってAPS-C機と A056にしました。

400mmと比べるとだいぶテレ端が短くはなりますが、APS-Cによる1.5倍効果で35mm換算270mmになるので、まあ大差ないだろうと。α6400+A056 の組み合わせは、換算270mmまで撮れるとは思えないほどコンパクトです。

悲しくなるほど画質が悪かった

結論から書きますと、画質が悪すぎて個人的には我慢できないレベルの残念な結果となりました。

撮影時は気づかなかったのですが、帰宅してLightroomに取り込んでパソコンのモニタで写真を見たとき、そのノイズの多さに唖然。前回と同じ環境なので会場の照明具合もほぼ同じなのですが、今回はF2.8が使えるということでSSは1/250にしました。するとISOオートではおおむね800前後くらいになった。スポットライトなどの関係で、ISO320になったり1250になったりもしました。

α7III+SEL100400GMで撮影した時はISO8000(800ではなく8000ですよ!)でもまあまあ許容範囲でしたが、今回はISO320の画質でもブロックノイズ的なものがだいぶ気になります。まあこれはレンズのせいというより、APS-Cというセンサーサイズが原因だと思われます。やっぱりフルサイズとの差は明らかすぎます。被写界深度は別として、ノイズや画質という点では晴天屋外ではフルサイズとの差はあまり感じませんが、屋内など光量が足りない場面では明確にフルサイズのほうが画質が良い。

α6400(APS-C)ではやはり限界か…と思ったのですが、もっと言うと、同時にRX100M6(1インチセンサー)で動画撮影(フルHD)もしたのですが、正直そっちのほうがずっと画質いいんじゃないか?と思うくらいでした。なんで1インチでしかも動画のほうがAPS-Cの写真よりも画質いいの?っていう謎。RX100M6はF値が暗いのに、厳しい条件の体育館で撮影してもノイジーにならずに綺麗な画でしたよ。

ピント合わない or 合っても甘い

ここからはレンズのせいもあるだろうしボディのせいもあるだろうと思われることを書きます。

まずピントが合ってる画像が極端に少ない。帰宅してからPCモニタで見て、バッチリ合焦してるなと思われる写真は全体の1%もない印象。 α7III+SEL100400GMの時は高速でバッチリ合焦しまくってたのですが…。

で、ピントそこそこな写真でも、なんか全体的に甘い。眠たい。線がボヤけてる印象です。これもSEL100400GMでは服の毛羽立った繊維まで判別できるほど解像してたのに、α6400+A056では甘々のボヤけまくり。色収差?っていうのか専門用語がイマイチわかってませんが、なんか人物の腕とか、線のフチに実在しない色が混じってにじんでる感じになってる写真が多かったです。

ボディ(センサー)のせいなのか、レンズのせいなのか、開放F2.8で撮ったせいなのか。怪しい要因がありすぎて特定が難しいところです。まあα6400に関しては以前から別のレンズとの組み合わせでも常に眠たく感じてましたので、ボディ側の責任も大きいかもしれません。

α7IIIとの組み合わせもいずれ検証せねば

実は今回、 タムロン70-180mm F/2.8 Di III VXD (Model A056) を購入してからの初陣だったのです。なので、まだα7IIIといったフルサイズ機との組み合わせは試してません。もしもフルサイズ機と組み合わせても残念な結果になった場合はこれはレンズの性能ということになりますので、そのときは惜しいけど手放すしかないかもしれません。

タムロンさんは軽くて安くて明るいレンズを開発してくれてるので個人的にはとてもありがたいのですが、やっぱり(SEL100400GMはF値が暗いとは言えども)GMレンズと比べてしまうと天と地ほどの差があるなと今のところは感じています。値段も全く違うので比べてはいけないのでしょうけれども…。

厳しい環境ではやはり価格と性能がほぼ比例する

しかし繰り返しますが、おそらく屋外晴天ではそこまでの差は出ないと予想されます。私はまだこの組み合わせ( α6400+A056 )では屋外撮影を試していませんが、一般的に昼間の屋外晴天で光量が十分なところではどんなレンズやボディで撮っても綺麗です。なんならエントリークラスのスマホでも素晴らしい画質で写真が撮れたりします。

ところが暗い室内かつ動きモノかつ体育館みたいに遠くから撮らないといけない場面とか、そういう厳しい条件になると途端にレンズやボディの性能が画質に直結してきます。私はSEL70-200GMは持っていないのですが、今回の結果を見て、がぜん欲しくなってきました。ただ、100400GM同様にデカくて重いんですよね…。2型はだいぶ軽くはなったようですが、それでも1kg超えてるし。悩むところです。タムロンレンズの軽さ・コンパクトさは本当にすごいので。

以上、A056のレポートでした。屋外でも撮る機会があればまた記事を書くかもしれません。