ギターのブリッジにネジやま救助隊ゆるみ止めを使ってみた

暇つぶし・面白系

フェンダージャパンのジャガーMIJ Traditional ’60s Jaguar Rosewood Arctic Whiteを数ヶ月前に買いました。MIJというブランド?で去年新しく発売されたシリーズです。

ブリッジにある各弦を支えるコマの高さを変えるネジが購入当初からガバガバで、演奏していると振動で勝手にネジが回ってしまう。ネジが動くだけならまだしも「シャーシャー」という金属がこすれあう雑音の発生源にもなっている。

で、ボンド ネジやま救助隊ゆるみ止め 4ml #75104 を買ってみました。

まずブリスターパックを開けた瞬間から鼻を突く強烈で化学的なニオイ。
どう表現したらいいのか・・・「古いおじいちゃんの家の作業部屋」みたいなニオイです。
くさいです。

そしてフタが二段階に開くのが謎です。先端部のキャップが左回しで開きますが、その次の液が出てくるノズル部分?も右回しすると本体から外れます。これは不要なのでは? ノズル部分が取れる必要はないと思うので…。フタを閉めようと思って右回しし続けると、うっかりノズル部分まで回って緩んでしまうのでちょっとイライラします。

液自体はけっこう粘度が低くシャバシャバなので、1滴垂らしただけのつもりでもツツーっと溝に沿って広がっていきます。

その特性のせいで、ジャガーのブリッジ駒に切られてる溝(弦と平行に走ってる溝)にも液が伝わって伸びてしまいました。液が赤いものだから、すごく目立ちます。そして溝がすごく細いので、ティッシュと爪楊枝を使っても、その溝に入ってしまった液が拭けません。

液色がなぜこんなに赤い必要があるのか? 透明でも良かったような気がします。あと量が多すぎます。4mlでも永久に使い切らないでしょう。値段も高いので、1mlや2mlで半額以下にしてほしいです。

肝心の固着性能ですが、滴下後20分くらい経った現在、弾いてみても該当のネジが回らなくなったようです。しかしそれ以外の場所でもどこかで「シャーシャー」という雑音が鳴っている、これはもうジャガーというギター自体の欠陥かもしれません。フェンジャパのジャガーのブリッジやトレモロユニットについての不具合や不満をネット上のあちこちで見かけますので…。

ボンド ネジやま救助隊ゆるみ止め 4ml #75104 について再度まとめますと、

  • ノズル部分は本体から外れないようにしてほしい
  • ニオイが強烈すぎ(子供の誤飲防止には役立つか?)
  • 色は無色にするか、最初は赤でも乾いたら無色になるとかしてほしい
  • 量を減らしてもっと安くして欲しい

以上のような感じです。

また、私と同じようにギターブリッジのコマのネジが緩んで困っている方は、もういっそのことブリッジのパーツ(コマやネジ)自体を買って交換したほうが早いし確実かと思います。あるいはブリッジ全体をムスタング・タイプに交換するというのも定番の改造らしいですね。

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