今日、こんな記事を読んで恐ろしくなりました。
要するに「アカウントを誤認BANされた」という話です。
以前から時々話題になってましたよね。たとえば子供とプールやお風呂に入ってる写真をGoogleフォトに入れていたらBANされた、とか。
私もGoogleフォトやDropboxなどを使っているし、子供が素っ裸で走り回ったりお風呂入ったりする写真もたくさん入ってます。こんな「微笑ましい思い出」が自動AI判定で犯罪者と同一視されてBANされたのではたまったもんではありません。
しかも前掲の記事によりますと、クラウドと自動同期していたローカルのファイルにもアクセスできなくなったとのこと。これっていくらなんでも横暴すぎるのでは? 規約に「クラウドだけでなくローカルファイルも勝手に操作・制限する」と書いてあるんでしょうかね? 仮に書いてあったとしてもこれはやり過ぎだと思いますけどね。
そもそも犯罪者は、のんきに普通のクラウドストレージをそのまま利用しないでしょう。ファイルを暗号化して検閲をすり抜けようとしたり、P2Pなど他の手段を使おうとしたり、etc.。多くの一般人は犯罪者とは関係ないのに、ごく少数の無法者のせいで大多数が迷惑や制限を被る構図、どうにかなりませんかね? 日本でも昔からごく一部のDQNのせいで真面目な人たちが割りを食ってしまう「連帯責任」とかいう悪魔の所業がありますけど、世界でも同じなんですね。
というわけで、これに対抗するにはとりあえずローカルのバックアップを「自分で(手動で)」「定期的に」「クラウドサービスが自動同期してるローカルのバックアップとは別に」取得して保存しておくことが必要ですね。
海外企業は問い合わせや抗議も無視したりするし、あまりにも横暴で信用できませんね。もちろん日本企業でもそういうふざけたところはありますが、同じ日本国内ならユーザ側もいろいろ対抗策がありますから、まだマシですね。
繰り返しになりますが、クラウドサービス、特にクラウドストレージを利用している方は、今すぐ自分でバックアップを取って、外付けHDDなどに保存しましょう。クラウドがローカルに自動同期する機能があったとしても無意味だということが判明したので、自分で別途バックアップが必要です。
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